難しそうに見えて、意外に簡単に出来る水滴の作り方と、ブラシに登録して水滴を効果的に描く方法をご紹介します。
簡単な水滴の作り方
光の反射を受けて輝く、本物そっくりの水滴の作り方です。
円を描き、オーバーレイを適用する
楕円形ツールを使って正円を描きます。
(ここではわかりやすく大きめの600px × 600pxで描いています。)
「塗り」と「線」は無しにして透明なシェイプを作ります。
描画モードは「オーバーレイ」を選択して「塗りを0」に設定します。
レイヤースタイルを適用する
「楕円1レイヤー」をダブルクリックして「レイヤースタイル」パネルを出します。
ベベルとエンボスを設定する
【構造】
- スタイル:ベベル(内側)
- テクニック:滑らかに
- 深さ:1000%
- 方向:下へ
- サイズ:18px
- ソフト:11px
【陰影】
- 角度:90°
- 包括光源を使用にチェック
- 高度:30°
- ハイライトのモード:スクリーン、白
- 不透明度:23%
- シャドウのモード:乗算、黒
- 不透明度:9%
シャドウ(内側)を設定する
【構造】
- 描画モード:乗算、黒
- 不透明度:60%
- 角度:30°
- 包括光源を使用にチェック
- 距離:9px
- チョーク:0%
- サイズ:13px
ドロップシャドウを設定する
【構造】
-
- 描画モード:乗算、黒
- 不透明度:75%
- 角度:30°
- 包括光源を使用にチェック
- 距離:7px
- スプレッド:7%
- サイズ:7px
レイヤースタイルの適用はこれで終わりです。
水滴に近づきました。
ブラシを設定して光の反射を作る
①新規レイヤーを作成します。
②ブラシを設定します。「ブラシツール」→オプションバー「ブラシのボタン」をクリック。
③水滴の大きさによってブラシの直径を調整します。
④新規レイヤーがアクティブになっていることを確認して、楕円形にブラシの光沢を入れます。(ワンクリックでOK)
水滴の完成
完成です。光沢が足りなければ、再度新規レイヤーを作りブラシを重ねます。
これはサイズが大きいですが、縮小すればコロコロした小さな水の粒になります。
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